新型コロナウイルス(COVID-19)による企業への影響を緩和し、
支援をするための施策が経済産業省からいくつか示されています。
3月10日に緊急対応策(第2弾)が公表されましたが
資金繰りさ対策を中心とした支援策が拡充されました。
①資金繰り・・総額1.6兆円規模で徹底的に支援
②設備投資・販路開拓・・サプライチェーンの毀損などにも対応
③経営環境の整備・・相談窓口の設置などで経営を下支え
資金繰りの支援内容をまとめましたので、ご覧ください。
信用保証
①一般保証枠
2.8億円を保証。
②セーフティネット保証4号・5号
一般保証とは別枠(2.8億円)で保証。4号は全国47都道府県を対象地域に100%保証。
5号は影響を受けている業種を対象に80%を保証。
・セーフティネットとは?
経営の安定に支障が生じている中小企業者を対象に、一般保証(最大2.8億円)とは別枠の
保証をする支援制度。
・セーフティネット保証4号とは?
幅広い業種で影響が生じている地域について、一般枠とは別枠(最大2.8億円)で借入債務の
100%が保証されます。3月2日には全都道府県が対象地域に指定されました。
・セーフティネット保証5号とは?
特に重大な影響が生じている業種について、一般枠とは別枠(最大2.8億円・4号と同枠)で
借入債務の80%が保証されます。(※売上高が前年同月比▲5%以上減少している場合)
3月6日の時点では、宿泊業、飲食業などの40業種を対象業種に追加し、192業種となっています。
指定業種は、経済産業省もしくは中企庁HPより確認できます。
③危機関連保証
セーフティネット保証とはさらに別枠(2.8億円)で、全国・全業種を対象に100%保証。
融資
融資による支援では、大きく分けて3段階の支援が実施されます。
①実質無利子融資
「特別貸付」+「特別利子補給制度」
・特別貸付とは?
金利当初3年は▲0.9%を引き下げた融資です。売上高▲5%以上減少していることが要件。
個人事業主(フリーランスを含み、小規模に限る)については柔軟に対応されるとのこと。
・特別利子補給制度とは?
特別貸付を利用した事業者を対象に利子が補修される制度です。
【対象要件】 個人事業主(小規模)は要件なし
小規模(法人)は売上高▲15%減であること
中小企業は売上高20%減であること
②金利0.9%引き下げ融資
「(再)特別貸付」 または、小規模事業者であれば「マル経融資」
・(再)特別貸付とは?
特別貸付と内容は同じです。
・マル経融資とは?
小規模事業者を対象として、別枠で最大1000万円まで、金利を▲0.9%引き下げることが可能です。
ただし、商工会や商工会議所の経営指導を受けることが条件にあります。
このほかにも、支援策はありますので、
ぜひご確認されることをお勧めいたします。
詳しくは、経済産業省または中企庁のHPをご覧ください。
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